Be Creativeについて
ワクワクした社会を実現していくために
戦後、荒廃した国土をいち早く立て直し、近代国家としての歩みを迅速かつ効率的に進めることこそが重要であったため、国土のハードとソフトの開発を工学的視点で進めたからこそ、日本は驚異的なスピードで復興を成し遂げることができました。そして戦後 70 年以上を経て、産業形態も社会の有様も、人々のライフスタイルや価値観も大きく変化してきた現在、都市に期待される機能や役割も多様かつ複雑になっています。
そこで、これまで都市を牽引してきた工学的視点に加えて、デザインやアート等の文化的要素や健康などの現代社会において新たに大きな役割が期待されている分野も等しく取り入れたプラットフォームを形成し、それらが実装される“パブリックスペース”の実現が重要だと考え、それを実現するため、デザインやアートと、まちづくりをつなぐプラットフォーム形成に関する事業を推進します。
私たちの活動によって、すべての人に開かれながら、一人ひとりの個性や違いが尊重され、誰もがいきいきと暮らせる社会を実現することを目的としています。そのためには、ソーシャル・イノベーションを起こすことが必須です。つまり、新しいアイデアから社会的意義のある新しい価値を創造し、自発的な人・組織・社会の多様で幅広い変革を起こすことを目指しています。
理事のプロフィール
甲賀 雅章
理事長
/ Innovative Commons 主宰、ソーシャルデザイン研究所 代表、シティプロモーション研究所 ディレクター、NPO法人日本ホスピタルクラウン協会副理事長、大阪府立江之子島文化芸術創造センター 館長(2012~ )
Creator
広義の意味でのデザイン、芸術文化戦略を、21世紀型経営の最重要資源として位置づけ、企業、地方自治体等の活性化におけるコンサルティング活動、ブランド開発を展開。コミュニケーションデザイン、シティプロモーション、新商品・新業態開発、イベントプロデュース、教育問と、その活動領域は広く、最近では、ダンサー、役者、道化師としても舞台に立っている。
忽那 裕樹
副理事
/ 株式会社E-DESIGN代表取締役、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 会場デザインプロデューサー補佐・ランドスケープデザインディレクター、一般社団法人 ランドスケープアーキテクト連盟(JLAU)副会長
1966年大阪府生まれ。ランドスケープデザイナー、まちづくりプロデューサー。
公園、広場、道路、河川の景観・環境デザインとマネジメントを同時に企画、実施を多くの地域で手掛けている。新しい公共を都市で実現し、魅力的なパブリックスペースを提供することを目指している。国土交通省ミズベリング・プロジェクト諮問委員。大阪公立大学客員教授。大阪府立江之子島文化芸術創造センタープラットフォーム形成支援 プロデューサー。
寺浦 薫
副理事
/ 株式会社 E-DESIGN
1994年に大阪府に学芸員として入庁。文化施策や文化振興計画の企画・立案、府立江之子島文化芸術創造センター立ちあげ、「おおさかカンヴァス」等アートプロジェクトや展覧会企画運営、市町村とのコミュニティ・デザイン事業「プラットフォーム形成支援事業」、「水都大阪2009」チーフ・キュレーター、ヨーロッパ4か国とのアーティスト・イン・レジデンス事業「ART-EX」等の企画・運営に携わる。
北澤 潤
理事
/ 美術家
美術家。1988年東京生まれ。ジョグジャカルタ在住。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。インドネシア国立ガジャ・マダ大学客員教授。さまざまな国や地域でのフィールドワークを通して「ありえるはずの社会」の姿を構想し、多様な人びととの立場を越えた協働によるその現実化のプロセスを芸術実践として試みる。2016年、Forbes「30 Under 30 Asia」アート部門選出。
木下 光
理事
/ 関西大学教授
『モノ×ヒト=コト』・『デザインを発見する研究、研究が導くデザイン-Research as Design, Design through Research-』・『土木・ランドスケープ・都市計画・建築を統合し、政策を空間化・時間化する都市デザイン』をコンセプトとし「アジアの食と公共空間」、「アジアのクールルーフ〜素材からつくる住居」、「戦後日本の都市論」、「産業からみる都市・地域再生」の研究を行う。
高坂 玲子
理事
「水都大阪2009」「おおさかカンヴァス」「瀬戸内国際芸術祭」といった都市・地域におけるアートプロジェクトに関わり、2012年から大阪府立江之子島文化芸術創造センター/enocoでディレクターを務める。また、フリーランスのアートマネージャーとして大阪・京都を中心に、中間支援やアートスペース・プロジェクト運営に携わる。
コタケマン
理事
/ 芸術家
大阪生まれ/在住
1999年より画家として活動をはじめる。
自ら居住する一軒家を6年間かけて まるごと作品にした「セルフ屋敷」、大阪・新世界で「己を祭れ」をコンセプトに興した新しいお祭「セルフ祭」など、名前に「セルフ」がつくプロジェクトを数多く発表していおり、 様々な人を巻き込みながら、表現するためのあらゆる事柄をセルフで成立させる行為を基本スタイルとして活動をしている。
世良 直也
理事
/ 株式会社Geolocation Technology、一般社団法人ウェブ解析士協会認定ウェブ解析士マスター
BtoB企業や地方自治体等、100社以上のWebマーケティングを支援。
Webマーケティングの地方活性化を目標に、全国で講義・講演を行いながら、IPアドレスから位置情報・企業情報・接続環境情報を判定するテクノロジーであるIP Geolocationの技術・ノウハウを広める活動に従事している。
ウェブ解析士マスターとして、ウェブ解析士講座の開催や執筆活動も積極的に行っている。
武田 重昭
理事
/ 大阪府立大学
1975年神戸市生まれ。UR都市機構および兵庫県立人と自然の博物館を経て、2013年より母校にてランドスケープ・アーキテクチュアの視点から都市と人の関わりについての教育・研究に携わる。共著書に「小さな空間から都市をプランニングする」(2019年・学芸出版社)、「パブリックライフ学入門」(2016年・鹿島出版会)など。
友井 隆之
理事
/ TOMOI R&D 代表
1972年大阪生まれ 美術家
2002年より美術活動を始める。
金属を得意としその可能性を求めて現代美術だけでなく舞台や映画、古典芸能など多種多様なジャンルと関り、国内外を問わず広く美術活動をしている。
近年では海外からの招聘も多く、主にその場所を活かしたインスタレーションやサイトスペシフィックな作品を得意とする。
自らの作家活動だけでなく、町工場の連携を用いて舞台や映像作品の美術を担当、現代美術家の制作支援なども行っている。
濱本 庄太郎
理事
/ 株式会社 E-DESIGN
古谷 晃一郎
理事
/ フリーランスアートコーディネーター
大阪を中心に活動。
企画・運営・制作など演劇出身の細かいスキルを活かしてアートプロジェクトに並走する、
肉体労働系プロジェクトマネージャー
松下 岳生
理事
/ ランドスケープデザイナー
兵庫県生まれ/大阪府在住
2008年から、環境デザイン事務所素地(soji)を立ち上げ、主に関西を中心に、庭やオープンスペース、広場などの計画・設計や、建築家との協働業務に携わっている。
アトリエは、大阪空堀にある築100年以上の古家をリノベーションしたRojiroom(ロジルーム)で、メディア出演多数。
現在、神戸芸術工科大学、大阪市立大学、畿央大学、大阪工業技術専門学校の非常勤講師もつとめている。
三木 学
理事
/ 文筆家、編集者、色彩研究者、ソフトウェアプランナーほか。
独自のイメージ研究を基に、現代アート・建築・写真・色彩・音楽などのジャンル、書籍・展示・ソフトウェアなどメディアを横断した著述・編集を行なっている。
米山 高志
監事